花職向上の十式 すべての花職人たちへ 【 プロのための知識と技術 】花職人は専門の知識と技術が必要です。習得の為に色々努力をします。 確かな技術習得にはある程度専門的な学習が必要ですが、情報が錯乱している現代では、なかなかその導が見つけられなくいる花職人が多いようです。そこでこの花職向上の十式 その全てを公開しています。 |
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非対称を考えていきます。元来フラワーデザインは欧米や西洋から取り入れたものです。
ですから本来は対称造形しか無かったものです。造形ではアールヌーヴォ、絵画では「モネ・睡蓮」などよりはじめて西洋に非対称が生まれたとあります。 最もこの日本では非対称造形が中心の国でした。これは単純に十五を満了とする考えと、割切れない数字が「吉」と考えられていた文化が背景ではあります。宗教的・文化的でなくても説明は可能です。 「刺身の盛合わせ」と「カルパッチョ」は同じ生の魚を食べる料理ですが、盛り付け方法が大きく異なることを私達は感じています。対称造形の西洋と非対称造形の日本では、盛り付け方が大きく異なることです。これら二者をもっても楽しく学ぶことが可能です。 また、一方では造形学より一部を借用して、花だけの世界で「非対称」を唱える方も居ます。例えば外観が「対称」であれば全てが対称などといった考えが正しければ、丸い皿の上では常に対称となります。そればかりか写真や絵画の世界では「対称」なものしか生めないというお粗末な理論となってしまうのです。 植物を通してではありますが、他業種ともリンクのできる理論形体の習得を目指して欲しいものです。 |
・3つのグループ分け(三式) ・密集と拡散 (パラレル アルス フォアビルド) (フリーセンデス ファレンデス) ・植生的<ヴェゲタティーフ> (=自由な形態) (=共同形態) ・非対称のバランス点を利用して (非対称の挿し花) (非対称で装飾的) |
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3つのグループ分け 非対称の最も入りやすい入門としては、古典的な3つのグループ分けがあります。 【三式・歴史】ですでに受講済みのテーマです。 それらは、1954年にモーリス・エバース氏が唱えた3つのグループ分けを筆頭に展開していきます。 ハウプットグルッペ(主なグループ・HG)に対して、ゲーゲンG(対抗するグループ・GG)が大きく離れた場所に存在します。HGに使用した素材は、GGにも必ず使用します。 ネーベングルップ(寄り添うグループ・NG)は、HGに寄り添うように存在します。素材の分量には黄金分割(近似黄金比)を使用しますが、このNGに限ってはグループごとの削除も可能とのこと。 簡単に述べると以上のような事からはじまり、中心軸・グループ軸・バランス点などを履修しました。 誰がどのように扱っても、確実に非対称となる大変履修の世界では、大きな責務をおっている重要カテゴリーの1つでした。詳しくは三式にて。 |
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密集と拡散 先の「古典的3つのグループ分け」を何年も続けたり、他の造形に当てはめるのは非常にタブーとも考えられます。そのような場合に、一番解釈の早い方法でこの「密集と拡散」を行います。 定義は非常に簡単ではありますが、五式以上ではこれらのテーマ無くして進める訳にはいきません。確実に早期の習得を目指します。 ここに記載してあるのは、垂直方向の運動のみで、一方は「パラレルを手本として」そして「フリーセンデス ファレンデス」のみです。様々な定義に当てはめることが可能ですので、ここではあえてこの単純な造形2つに絞っております。 これから先のテーマではこれら「密集と拡散」を冒頭に置き、自然的な造形から様々なものに展開してください。 |
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植生的<ヴェゲタティーフ> もうここではスタイルはありません。植生に関して注意をはらっていきます。
しかしここから展開し、自己の自由な定義・テーマに移行するためには、どうしても通らなければならないテーマかもしれません。定義として最初は「過去からの離脱」で「古典的な3つのグループ分け」から離れることからはじめ、有機調和まで展開できるようにしたいものです。 |
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非対称のバランス点を利用して 非対称のバランス軸を利用して、様々なスタイルに活用していきます。 簡単なものから、ハイレベルな造形までを視野に入れて、完全に非対称が理解できるように造形を楽しみます。バランス点の変革ばかりか、ベースをどのようにすれば〜などのアイディアだけでも可能です。 もちろん簡単なオブジェまで発展する場合も少なくないものです。 もちろん冒頭でも言うように、他業種とのリンクも大切で、他の業界から見ても「非対称」という理論、または形体で会話が成立し、様々な場面で活用されることを期待します。 |
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