花職向上の十式 すべての花職人たちへ 【 プロのための知識と技術 】

花職人は専門の知識と技術が必要です。習得の為に色々努力をします。 確かな技術習得にはある程度専門的な学習が必要ですが、情報が錯乱している現代では、なかなかその導が見つけられなくいる花職人が多いようです。そこでこの花職向上の十式 その全てを公開しています。
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花職向上の十式:
最終更新日
2026/10/02 13:44

花職向上の十式
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花職向上の三式 【 歴史 】 クラシック


 クラシックなフォームは、これから何百年と経っても変わることの無い、ある意味「ピリオドデザイン」です。それらを知ることで、様々なデザインに幅をきかせることも可能です。何がモダンで何がクラシックなのかも含み考えていくと良いでしょう。
 ここでは単純な分け方をしております。もちろんこの他にもクラシカルなものは多く存在しますが、代表的な事例だけを取り上げました。もちろん歴史という括りですので、これ以上の発展は望めないし、これらをデザインとは言うに忍びないものですが、デザインをする基礎知識と認識して頂きたいです。
・クラシックフォーム
 (ナチュアリッヒ=) (ノイ=)
 (ノイコンヴェンチオネル)
・低いクラシックフォーム
 (ノイ=) (高貴な自然さ=)
 (=新解釈)
・ボーゲンフォルム
・クランツ<花環>
 (ビンデクンスト) (スポンジテクニック)
・ブケットシュティール
 (アインファセン)


クラシックフォーム

 クラシックフォームは様々な発展を遂げています。元来花職人が不在だった時代「ダッチアンドフレミッシュ:1600〜1800年頃」で、花の絵が多く描かれました。それらのフォームなどを模って、クラシッシュまたはブリティッシュ・トラディッショナルと発展していきます。
 一方産業大陸のアメリカに輸出されたクラシックフォームは、産業との折り合いで「トライアンギュラー」に変革され、戦後の日本に渡ってきたようです。
 物事の原意は非常に重要で、1度でも良いのでこれら古典的なクラシックフォームを学ぶと良いでしょう。 もちろんその際には、それぞれの主軸の意味をしっかりと記憶するようにして、今後のアレンジメントに活用して頂きたいものです。
 またクラシッシュは大きく発展しております。それらの歴史的(デザインに入らない部分)なものを習得していきます。
  1. 自然的=クラシックフォームでありながら、植物の姿が見えるようにアレンジメントします。自然とクラシックは水と油の性質を持ており、どちらを強くするかによって大きく異なります。
  2. ノイ(新)=クラシックフォームに新しい技術を入れていきます。空間(空気感)と交差を入れたクラシックは(その当時)新しいクラシックが誕生したものと言われたようです。
  3. ノイコンヴェンチオネル=ニューコンベンションというスタイルでアメリカまで渡ったスタイルです。 クラシックをより深く知ることができ、この後デザインの世界(八式)へ移行していきます。







低いクラシックフォーム

 あまり馴染みが無い方も居るかと思いますが、クラシックフォームには低いスタイルもあります。 その低いスタイルの中でも、変革はありました。古典から「ノイ・新」そして「新解釈」へ。
 全て歴史上のものですが、非常に多方面に使用できるスタイルです。 通常のクラシカルの発展同様、習得することをオススメします。特に「ノイクラシッシュ」では低いながらも空間(空気感)と交差が非常に心地よい空間を生みます。





ボーゲンフォルム

 「弓形」や「アーチ型」という名で広く知られたスタイルです。 しかしこのスタイルは建築のアーチや緞帳などの形と言われ、様々なスタイルが存在します。
 最も広く知られているのが「丸い・ルント」で次いで「平ら・フラッハ」などが有名です。 それらのスタイルにシルエットがなるように仕上げていきます。
 テクニックはノイクラシッシュのように空間や交差を入れて仕上げることも可能ですが、 基本的にはスタイルの話ですので、それに限ったことではありません。
 例えば写真のように先端近くまでスポンジを入れて、しっかりとした重厚な形を形成するのも良いでしょう。
 このスタイルはその後の発展で主にブーケの世界で展開するものが多く存在します。伝統的なアレンジメントの1つです。





クランツ <花環>

 伝統的なクランツを考えます。キリスト前からあったものですが、やはり主に「アドヴェンツ」に関しての基礎知識もここらで習得すると良いでしょう。
 キリスト様の誕生日は5月20日だったって知っていました?そんな事実が実はアドヴェンツ(クリスマス)に深く関わりを持っています。そのような歴史から結束してつくる古典テクニック、さらに様々な表現に移っていきます。
 これらの発展は八式のクラシックにあります。ここでは歴史的発展と簡単な表現(スポンジテクニック)までに留めています。


クランツは、八式「印象とインスピレーション」によって、大きく発展していきます。





ブケットシュティール

 歴史的な発展を遂げたスタイルを1つ紹介、習得します。 スタイルの発展を習得することで、今後展開する新しいスタイルを考案することも可能かという定義です。 発展を考えながら制作しましょう。
 元来あったスタイルはその様相(特徴)が先に抽出されます。テラーブーケから見ると「縁取り」「美しいプロポーション=トライアングル」「皿状の形体」などが、発展段階でどのように転換されるのか、それは現代のショップ販売ブーケ&アレンジメントにも活かされています。
 とても厳粛でクラシカルなブーケ(花束)です。


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