花職向上の十式 すべての花職人たちへ 【 プロのための知識と技術 】

花職人は専門の知識と技術が必要です。習得の為に色々努力をします。 確かな技術習得にはある程度専門的な学習が必要ですが、情報が錯乱している現代では、なかなかその導が見つけられなくいる花職人が多いようです。そこでこの花職向上の十式 その全てを公開しています。
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花職向上の十式:
最終更新日
2018/11/23 12:52

花職向上の十式
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花職向上の零式 【 花に携わる 】下準備


 植物を扱う前に、基本的な知識だけを覚えておきたいものです。 もちろんこのテーマだけでレッスンなどが不可能かと思われるので、これら基本操作を覚えながら「零式」を進めていくことをお勧めします。
・植物専用はさみ
・フローリストナイフ
・吸水性スポンジ
・植物の水揚げ


道具とその役割
 私達は植物を扱って、様々な造形をしていきます。そのためには道具も必要で、それらの正しい使い方(用途)も知らなければなりません。 例えば、切る道具にしても様々なものが存在します。
左:はさみ(和バサミ)
池坊の棒ハサミと古流ハサミと別けられますが、私はこの古流を愛用しています。 ナイフのように鋭く茎を傷めず切ることが可能です。

右:剪定はさみ
基本は硬い枝物を切る場合に使用するものです。デリケードな植物には適しません。また力の入れる方向を通常のハサミと逆にすることで、太く硬い植物も簡単に切ることが可能です。
フローリストナイフ
 一番多く使用する道具の1つです。アレンジする際にも、水揚げする際にも使用するもので、花職人ならではの道具です。
 カッターナイフを使用する人も居るようですが、メンテナンスされているナイフの方がプロらしく良いとは思います。
 ナイフでカットされた植物の導管組織は全く崩されないので、植物の水揚げも最もよいと言えます。 正しい使い方をマスターし、活用して欲しいものです。
ワイヤを処理する道具
 ワイヤを処理するには、様々なものがありますが、基本的に「ニッパー」と「ラジオペンチ」があれば、ほとんどの作業が可能です。 よくクラフトハサミを使用する方もおりますが、出来る限り専用の道具を使用するようにしたいものです。
 簡単に切除できる他、道具も傷みにくいものです。
吸水性スポンジ
 1954年スミザース氏により、開発された業界きっての「優れもの」です。正しい使い方、セッティングをマスターください。
 また類似品も多く存在していますが、それぞれに品質が異なります。ここでは2大メーカー(OASIS・アクアフォーム)をおすすめいたします。
その他の道具
 まだまだ工具(道具)などは色々あります。基本的なものは以上のものですが、造形や様々なものを制作するには、他の業界以上にもしかしたら工具が必要なのかも知れません。
 どこまで揃えるかではなく、必要に応じて適切な工具を使用することで、怪我無く美しいものができるのは言うまでもありません。
 写真は少し趣向的に走っているものもあろうかと思います。


植物の水揚げ
 実態と研究による発表とは、異なることも多いようです。ここでは2つの事例で解説しております。


【 前処理 】2013修正

 植物にストレスを与えないように、入荷する事が大変重要です。産地・市場・流通。その中の全てがこれらに配慮をして互いに協力し合う事が最も重要だと考えております。流通に関しても興味と関連性を重要視したいと思います。
 フローリストの手に渡った時にでも、同じようにストレスを与えない方法を考慮していきます。近年では様々な研究がされ、かなり良い状態での保管も可能になってきました。流通の際の配慮も同時に考えていきたいものです。またカビなどの原因になる菌の処理にも配慮されるようになり、空気の循環、イオン発生、またそれらの菌の為の薬品など様々です。それぞれの保管場所に応じた処理をしていきたいものです。
 水揚げに関しても様々な変化ができています。例えば、鋭利なナイフで切除するのが全てだと思われていた時代は終えんしました。また今までは研究により、焼きであったり、熱湯などの湯あげが効果的と言われていた部分が、多くの薬品(水揚げ促進剤)を使用する事で、大幅に処理や後効果などが向上したのは言うまでもありません。

 また植物には「アク」があり全ての道具を、アルコール消毒が必要だと言われています。なかなかできませんが、知っておくのも手ではあります。また植物に多くの「アク」を持ったものたちは、一度アルコール水に入れて、余分なアクを抜くことも有効だと言われています。多くの菊科、草花には多く、アルコール水に数時間漬けておきます。水は早々に濁りアクっが出ますので、その後別の容器に入れていきます。
  1. 「鋭利な刃物で切除」
  2. 「ハンマーなどで砕く」繊維の破壊
  3. 「折る」
  4. 「切除しない」特に糖分の紛失を防ぐ効果
  5. 「湯あげ」「焼き(リアル・薬品)」
  6. アルコールによる「アク抜き」
  7. クイックディップ等の補助剤
【 後処理 】2013年編集

 最初の処理が終了したとしても、水に何を入れるのか、それも問題です。ただフラワーフードに入れればいいのか、それとも他の何かに入れればいいのか、プロなら知っておくべきでしょう。
 植物を水に入れておくと、必ず「バクテリア」が出てきます。そのバクテリアを抑えることは、ほとんどの植物で有効な手段です。そのバクテリアを抑える薬品や手法も様々です。一番安価なのは「次亜塩素酸ソーダ」と言われておりますが、メリット・デメリットもあるようです。
 では、よくある「フラワーフード」も問題です。バクテリア発生とは異なるので、それが全ての植物に有効な訳ではありません。要するに「開花する」「変化する」切り花にとても有効なのです。またそれ以外の植物にはほとんど必要ないと言っても過言ではありません。ほとんどの「フラワーフード」は糖分(ブドウ糖etc)なので、市販のものがいいとは言えません。それぞれにあったものを選択する必要があるようです。

 生花店では、バクテリアを抑え、適度な糖分を与え、もちろん植物にストレスを与えない環境づくりが重要です。その上でお客様へ提供した場合の処理も出てきます。
 例えば、生花そのもののコーティングも問題です。コーティング材は様々です。乾燥を防止する効果のもの、ただコートし、表面を塞ぐ効果のもの。これはケースバイケースによって、プロが判断し提供する必要があるようです。

 約10年ぶりの更新の際に、たった10年で変わったな〜と感じました。そのように時代によって変化する事が多いのかも知れませんね。今後の更新があるか否かは解りませんが、一度仲間内ででもディスカッションするといいかも知れませんね。
  1. バクテリアの発生を防ぐ
  2. 適度な糖分「フラワーフード」を与える
  3. 最終的なコーティングまで



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