花職向上委員会:最終更新日
2012/05/14 11:04
花職向上委員会
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【 委員会記事 】
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花職向上委員会 「競技会」 コンペティション・競技会
「植物」を使用したコンテスト(競技会・コンペティション)などが盛んに行われております。
様々な団体または、団体を超えた位置づけで行われているものが多く、
一般(業界や団体内)にも公開している大会も近年では多くなりました。
単に競技会と言っても、花職(フローリスト・フラワーデザイナーなどの総称)には様々な分野が存在しています。「花束」「アレンジメント」「ディスプレー」「様々な装花」「ブライダルブーケ」「寄せ植え」「フローラルコラージュ」などなど、部門が多く存在しています。
コンテストには大きく分けて、以下の3通りのものが存在します。
- 日本一の花職人などを決めるコンテスト..
- 地域や主催者が行うコンテスト..
- 1作品を出品して評価を得るコンテスト..
最も一般的で有名なのが「日本一を争奪するコンテスト」でしょう。これらは先の部門のどれが出ても、全てにおいて「評価」されなければ、優勝することはできません。ですから1人の選手はこれら全てのテクニック・知識に長けていなければ、勝つことができません。
主な大会では、地域の予選を勝ち残った選手が、ブロック大会へ進みます。その中で好成績を残した上位者が全国大会へ進むことができます。そして全国大会でも、予選・セミファイナル、と続き最終の「競技会ファイナル」を行います。その中での優勝者へ栄誉を称え、グランプリが授与されることとなります。
こうなるとある程度全国のネットワークが無ければ、これらの大会開催は困難です。日本では私の知るところ4団体存在しています。
1.JFTD(ジャパンカップ)
2.JOY・日本花職杯(Japan_of_the_year)(フジテレビフラワーネット)
地域や主催者が行うコンテストとしては、様々な地域性もあり、一概には言えませんが、ここでの優勝がこの競技会の最終項となるようです。主なコンテストでは、「持込による予選審査」「セミファイナル(花束など)」「ファイナル(アレンジやディスプレー・ブーケなど)」といったように1日もしくは2日で大会を実行するところが多いようです。
一方「1部門」のみを競うものもあります。作りこんだ、または思考を重ねた結果の「作品」を展示審査することです。端から見ると「作品展」のような雰囲気もありますが、これはこれで大変なコンテストです。
先の2者は、事実上の実力を見るにはとてもいいコンテストですが、こちらは表現やデザイン力が中心に見られるものと言えばいいのでしょうか? どちらにしても大きく先の2者とは異なる形式のコンテストです。
最初に紹介した全国大会などには、日本一を競うコンテストをはじめ、これら持込によるコンテストもあります。
1.NFD「日本フラワーデザイナー展」
一般(業界外)の方も是非近くで、お花のコンテストなどがあれば足を運んでみてはいかがですか?きっと知らない世界が広がっていると思います。
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【 参加 】
まずは腕試しででも、参加ください。1つの作品を作り上げるには、日常の業務では無いかもしれません。それを経験することで、仕事の範疇も大きくなると認識しています。
またよくコンテストで好成績を残せなかった人は、他の作品(入賞)したものを悪く評価する事が多いようです。それは間違いなく良くないことで、してはいけない事でしょう。審査に不満があるのであれば、審査員に直接入賞された作品、ご自身の作品について寸評を頂くのが良いと思います。
近年参加者が減る傾向がどの団体にもあるようです。これには幾つかの要因が込められているものとし、真剣に私達は受け止めなければなりません。
- 出場することのメリットを感じない..
- 優勝したらどうなるの..
- 評価・審査の基準が解らない..
まずは、選手全員その競技会を楽しんでください。一生涯を付き合える友人に出会えることも少なくありません。そしてどうしたら勝てるか真剣に取り組んでください。自分の為に真剣に集中して行うことの出来る絶好のチャンスです。
大会により大きく異なりますが、優勝者には栄誉が与えられます。その栄誉はご自身がこの業界で活躍する時、お客様との商談の時に役立つものです。どの程度力(デザイン力や制作能力)があるか、判断する基準として先にあげた「資格」というものもありますが、これは目安にならない事はもう言うまでもありません。そうなると他と比べたり、営業の際にも効果を発揮します。
全ての団体ではありませんが、優勝者の声はかなり大きく団体へ届きます。もし大会の運営だったり、審査やその他の問題で気に入らない所があれば、後輩や後継者や次世代の人の為に一肌脱ぐことも可能です。もちろんそのように道を用意している団体もあるようです。
評価の基準や審査のことで不明な箇所があれば、それはどんどん質問や寸評を聞くと良いでしょうね。花職向上委員会のメンバーサイトで、作品比較や意見を求めていただいてもかまいません。
さて、一番の問題は「競技会・コンテスト」に賛同するか否かにも関わってきますが、私達は技術職だと認識し、その方向をより向上させるために「花職向上委員会」を発足しています。コンテストは一般の方の知名度を上げるためにも、業界全体の底力をつけるためにも、必ず必要不可欠な部門と認識しています。
どうでしょう。はじめてみませんか? その為の情報収集や相談ならいくらでも聞きたいものです。
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【 予選と本選の違い 】
予選と本選の違いについて、理解をしましょう。この記事は主に「地域予選〜ブロック予選」などと続く競技会について記述しています。
現在ではほとんどの大会で「非公開審査」が行われています。これは参加者への平等意識による配慮となりものです。しかし誰がつくったか解らない作品に対して審査をするものですから、造形やデザインがしっかりしているものより、技術力が高いものを評価しやすいものとなります。
予選の段階で「デザイン力」だけを選考してしまうと、基礎能力も無い人材が本選に出てしまうこともあるからです。その会によって「デザイン性」を求められているのか「技術」を求められているのか、はっきり分けて考えるべきでしょう。
一方「デザイン性」は、深く考えると非常に豊かで楽しいものとなりますが、安易にも考えられてしまうものも多いようです。花の造形を軽々しくデザインするっといった方向で告知し、そのデザイン能力が他業界から見て「評価に値しない」ものだったら、どのように影響が出てくるでしょうか。
コンテストも含み、人前で見せる「デザイン力」は他業種から見ても素晴らしいものでなくてはなりません。それらの作品を最高例として見てしまう事もあるからです。日頃から様々なものを見て、それらの能力を鍛えてください。
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【 世界大会 】
日本における権威のあるコンテスト(競技会)は数個あります。しかし世界大会として存在している競技会は年々少なくなっていっているようです。なぜでしょうか。
他業種を見ても、当然の事ながら競技会はあります。「美容師」「バーテンダー」「料理」などなど。私達花の業界にも権威ある「世界大会」が存在します。その中でも交流を基盤としたものもありますが、コンテスト・競技会もあります。
日本における世界大会出場者も数多く存在し、世界大会優勝をしている者も居ます。
1989年 FTD 静岡 村松文彦
1995年 TI. 福井 内藤昭和
1997年 TI. 愛知 磯部健司
2007年現在では、以上が世界大会での優勝者です。FTD世界大会は、残念ながらJFTD(花キューピット)の団体から離れたように聞いています。そしてTI(テレフラワー)は世界最大を誇るネットワークですが、今後も世界大会(競技会)を開催する方向を持っているのでしょうか。
業界全体の発展を考え、やはり他業種にはあるコンテスト・競技会同様、またはそれ以上に「花の競技会」は存在するべきです。また世界大会なる存在も忘れてはなりません。
強く大会開催を求め、それらの充実を図っていきたいと思っています。賛同していただける方のご助力をお願いしたいです。
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【 審査 】
非常に難しく、様々な論議がされています。私達は基本的に2つの審査基準を持っています。
技術力(テクニックなど)..
デザイン力(創造力・独創性など)..
技術力は、お花を表現するためのテクニックですから、花職向上の十式で言うと「七式:植物の扱い」までがその部分です。他の競技会で言う、テクニカルポイントです。有識者や講師などには、一見で解るといってもいい効果のあるポイントです。
一方「デザイン力」とは意味を正せば、様々な知識とテーマ性を駆使して、1つを表現し、その表現力を評価するものです。簡単に審査をすることができます。まずどのようなテーマで制作者げ作成したかを考えます。それらのテーマは現在や過去にあるテーマ性であれば「集中的に審議」していきます。いかにそれらのテーマを理解して、そして表現しているかで評価が分かれるものです。
しかしそのような動向がしっかりしている作品ばかりではありません。それらの評価は完成度や好感度で決まってしまいがちです。他業種で言う「芸術点」です。
しかし実際審査する側が、これらの技術力やデザイン力を全て理解しているとは限りません。そればかりか選手より劣ることも時としてあるようです。そのような審査員にあたってしまたら選手としてはどうすれば良いのでしょうか。ある師が昔このように言ってました。「審査員に理解できるように、審査員に合わせてつくることが、本当の実力だ。」どんなに素晴らしいデザイン力があったとしても、審査員のレベルに合わせた作品をつくること。
私もそれに賛同しておりましたが、近年考えが少しだけ変わってきました。よく「○対策」とか「○風」とか言って、それらのコンテスト向けに個別で考慮する人たちが増える中、自分自身が信じて止まない世界も作らず、その場を勝ったとしても人に与える影響は悪いのでは? そう思うようになりました。
自分自身の信じた道で、しっかり自身をもってアピールしてください。
しかしどうしてもこれら「芸術点」と言われるポイントが、この業界には好影響を与えると共に悪影響も与えています。フィギアスケートの世界が近年審査基準を変えました。私達もそれに習うこともあるでしょうし、それと同じではいけません。万人(参加者)が理解し、納得のいくそんな審査をしていかなければなりません。
審査員をされる方は、選手に出来る限りの寸評をしてやってください。(あまり真剣に語ったり解説すると泣いちゃう人も居たので、ほどほどにね。)選手は審査員に寸評をどんどん求めましょう。NGワードは感性という言葉でしょうか。
コンテストなどで、審査員の見本作品などもあるとより良いでしょうが、なかなか受けて立つ審査員は居ないようですね。納得しない選手が居れば、是非やっていくべきでしょう。私はそう思います。
自分自身の技術力・デザイン力よりはるかに優れた作品には、100点未満なんて付けれませんから。
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【 実行委員会 】
ご苦労様です。また大変ありがとうございます。
いつも苦労をかけるのは実行委員かの方々です。本当に感謝以外の言葉はみつかりません。
副賞について1つだけ、優勝賞金などをかけて争う事は大変活気もありよい方向だと思います。ちなみに世界大会では優勝賞金はありませんでした。必要ないようです。一生涯消えることの無い「名誉」をもらったのだから、それ以上何を求める。という理由です。もちろんそれには賛同します。
さて、国内大会では多く優勝賞金の争奪が基本です。私から提案ですが、その優勝賞金は「¥0−」でかまわないのではありませんか。優勝者には以下の副賞などが付きます。
- 著名な芸能人などの「結婚披露パーティー装飾・ブーケ」を制作依頼..
- ディナーショーでのテーブル装花及びデモンストレーション..
- コンサートなどの装花の担当..
- テレビ局での様々な企画イベントなどへの出演..
- その他..
要するに「栄誉ある仕事」を与えてみてはいかがでしょうか。優勝者はその時の喜びに加え、もう1ステップ新しい自身へのチャレンジも可能となるものです。その経費に優勝賞金をあててもいいのではないでしょうか。
ただミーハーに考えているだけでなく、これからコンテストをする人たちの目標にもなり、そして成果も得られ、その対価としてギャランティーを頂く方が利にかなっているように思えます。
私も発言できる場があれば、していきますが、まずは賛同者が必要です。競技会へ目的意識を高め花職向上の為に、制作側(実行委員会)が何を考慮するべきか考えていきましょう。
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【 次世代 】
次の時代を築くためにも、競技会の存在は必要不可欠です。しかしながら手法(競技から審査・副賞など)をもう一度考慮していかなくてはなりません。今の時代に即した手法が見つかるはずです。
この部分はもちろん答えも何も存在していません。これから一緒につくっていきましょう。
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