【フローリストナイフとは】
 花職人が植物をカットする時に使用する、専用の道具です。
 ハサミと比べると、植物の導管組織を壊さずにカットできるので、水揚げが非常にいい事と、吸水性スポンジに挿す場合には、他に類のないフォールド感が実現します。(また吸水性スポンジを扱う場合は、必須ともいえます。)
 硬い枝物は、使用できない事もあります。




 色々な種類が販売されているので、悩んでしまう場合もあります。
 フローリストナイフは、通常のナイフとは形状も切り方も、刃付けも異なるので、
専用のものを使用するようにしてください。

 一般的なナイフと同じように、大きく2つのカテゴリーがあると考えてください。
1.ファクトリーナイフ
 大量に同じ型で、工場にて制作するので、このように呼ばれています。
 数千円から販売されているものもありますし、鋼材などが高価(良いもの)を使用すれば、
 1〜3万円にもなる場合があります。単純に焼きの工程、材料費次第で価格は変動します。

2.カスタムナイフ
 ナイフデザイナーが1本づつ、仕上げていきます。
 それぞれ鋼材・ハンドル材ばかりか、形までも変えられるものですが、材料選び・型等
 打合せと時間・費用がどうしてもかかってしまいます。
 費用と時間を節約する、セミカスタムもあります。


※ このページは、花職向上委員会のページです。
※ ナイフの使い方を公開したもので、正規には、以下のアドレスでご覧下さい。

www.flower-d.com/up/knife/